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"やすらぎ" と ”ふれあい” を大切に

はやり目epidemic keratoconjunctivitis

ウィルス性急性結膜炎

人から人へうつる結膜炎をいいます

空気感染ではなく、接触感染ですので注意事項を守って感染を防止しましょう

原因

ウィルスの中でも感染力のとても強い
  アデノウイルス です

アデノとは、リンパ節を意味する言葉でその名のとおりリンパ節の中に潜んでいます

症状


目が赤くなる

涙がでる
 
メヤニが多く出る
 
まぶたが腫れる
他に目がゴロゴロする、のどが痛くなる、発熱するなどもあります
また、症状は感染後すぐ発症するのではなく、10日後くらいからでます
(潜伏期間7日〜14日)

治療

普通の結膜炎の場合、抗菌薬を2日〜3日点眼すれば症状が改善されます
ところが、はやり目の場合は特効薬がありませんので、自然に治るのを待ちます

その間、炎症を抑えたり、細菌の混合感染を予防する点眼薬を使用します


合併症

完全に治る前に症状が軽減したからと治療を途中でやめると、、黒目の表面に小さい点状の濁りが出てくることがあります
そのようになると、黒目が濁り、視力が落ちてくることがあります

治った自己判断せず医師の指示とおりに点眼などの治療をすることがとても重要です


生活上の注意

はやり目と診断されたら、危険性は2週間ですのでその間以下のことに注意して下さい

  • 医師の許可があるまで学校・仕事を休む
  • お風呂は家族の最後に入る
  • タオルなど家族との方と別々に使用する
  • 手を石鹸と流水でよく洗う
  • 人混みは避ける
  • プールは治るまで入らない
     

院内での注意点

来院の際も感染の恐れがあるため、以下の注意をお守り下さい

  • 専用の椅子にお掛けいただき、診察・会計などをお待ちいただきます
  • 診察は予約の時間にお越しください
  • 本や新聞、ぬいぐるみ等、感染の原因になるものには触れないようにして下さい
  • お手洗いや自動販売機・公衆電話の利用はスタッフまでお申し出下さい

はやり目は、治るまで時間がかかりますが、きちんと治療すれば、必ず治ります
感染力がとても強いため、他の方へうつさない様に生活上の注意をよく守りましょう
また、症状が1つでもあるときは、眼科を受診し”はやり目”であるか確認し
感染の防止に努めましょう

医院写真

information医院情報

やすい眼科 院長 安井朝輝

〒981-0132
宮城郡利府町花園1-201-2
TEL.022-767-4146